「投げて勝って、打って締める」——そんな完璧な一日を、誰もが期待していたと思います。日本時間6月11日(現地6月10日)、ドジャースの大谷翔平選手が敵地ピッツバーグのPNCパークで「1番・投手兼指名打者」として二刀流先発しました。マウンドでは7勝目に手が届きかけ、打席では9回に意地の12号2ランを放った。それでもチームは終盤に逆転を許し、パイレーツに8-9で惜敗。勝ちと負けが何度も入れ替わった、見ていて心が忙しい一戦でした。
- 大谷翔平が二刀流先発で残した投手・打撃の成績
- 7勝目が幻になった試合の流れと、9回の12号2ランの場面
- パイレーツに8-9で逆転された理由をやさしく整理
- 防御率1.06という数字が示す、今の大谷の投手としての立ち位置
大谷翔平、二刀流先発で6回2/3・4失点 7勝目はあと1アウト届かず
この日の大谷選手は、投げては6回2/3を102球で投げ抜き、被安打6・与四死球4・奪三振6・失点4という内容でした。被安打6は今季ワーストの数字で、力で押し切るというより、走者を背負いながら粘る時間が長い試合だったと言えます。それでも要所では三振を奪い、3点リードを保ったまま降板する形に持ち込みました。
降板したのは7回途中。規定投球回まで、あと1アウトというところでマウンドを譲りました。リードを持ったままの交代だったので、この時点では7勝目の権利を持った状態。あとは救援陣が逃げ切れば、というところまで来ていたのです。
この日4失点を喫しても、大谷選手の防御率は1.06。先発として規定投球回に近いペースで投げながらこの数字を保っているのは、なかなか見られない安定感です。打者として注目されがちですが、投手・大谷の今季はとても静かに、そして高い水準で進んでいます。
勝負を分けた8回 救援陣が逆転3ランを浴びる
試合が動いたのは、大谷選手が降板した直後の8回でした。バトンを受けた救援陣がつかまり、逆転を許す3ランを被弾。3点のリードはあっという間にひっくり返り、大谷選手の7勝目も同時に消えてしまいました。先発がつくった流れを、最後まで守り切れなかった——チームとしては悔しさの残る負け方です。
野球は、誰か一人の力だけで勝てる競技ではありません。だからこそ、二刀流であれだけのものを見せても勝ちが付かない日がある。そのままならなさも含めて、この試合は今のドジャースの課題をくっきり映し出していました。
9回に意地の12号2ラン 飛距離125.5メートルの一発
打者・大谷としては、この日は3打席目まで快音がなく、空振り三振や外野フライが続いていました。それでも最後の最後、9回の第5打席でパイレーツの左腕ソトから中越えの12号2ランを放ちます。3試合ぶりの一発で、スコアは3点差から1点差に。敵地のファンもどよめく、価値ある豪快弾でした。
この本塁打は飛距離125.5メートル、打球速度167.2キロ。二刀流で先発した試合での本塁打は、今季これで3本目になります。投げて、走者を背負い、それでも最後に自分のバットで試合をひっくり返しにいく——届かなかったとはいえ、最後まであきらめない姿勢がそのまま形になった一打でした。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試合 | パイレーツ 9-8 ドジャース(PNCパーク) |
| 大谷(投手) | 6回2/3・102球・被安打6・四死球4・奪三振6・4失点 |
| 大谷(打撃) | 5打数1安打1本塁打2打点(9回に12号2ラン) |
| 防御率 | 1.06 |
| 勝敗 | 大谷は勝敗つかず(7勝目逃す)/チームは逆転負け |
スノーボード好きの目線で見た「立ち位置のうまさ」
私はスノーボードを30年やってきた人間なので、つい滑り手の感覚で野球を見てしまいます。今日の大谷選手を見ていて思ったのは、投手としての「立ち位置の選び方」のうまさです。被安打6と走者は出ても、点をまとめて取られないように間合いをずらしていく。スノーボードでも、急な斜面ほど一気に攻めず、板を置く位置とタイミングを少しずつ調整して転倒を避けます。理屈は違っても、リスクの高い場面で慌てず刻む感覚はどこか似ている気がしました。
そして最後の12号。3点差を背負ってもバットを振り切る思い切りの良さは、こわい斜面を前にして「行く」と決めた瞬間の踏み切りに近い。結果は届かなくても、あの一振りがあるから次の試合がまた楽しみになる。勝負の世界の面白さは、こういうところに詰まっているのだと思います。
よくある質問
Q. 大谷翔平は今日勝ち投手になったの?
いいえ。3点リードを持ったまま7回途中で降板しましたが、その後に救援陣が逆転を許したため、勝敗はつきませんでした。7勝目はお預けです。
Q. 12号本塁打はどんな一打だった?
9回の第5打席で、パイレーツの左腕ソトから放った中越えの2ランです。飛距離125.5メートル、打球速度167.2キロの豪快な一発で、スコアを1点差に詰め寄りました。
Q. 投手・大谷の今の調子は?
この日は今季ワーストの被安打6で4失点でしたが、防御率は1.06と非常に低い水準を保っています。1試合の数字だけで判断せず、シーズン全体で見ると安定した投球が続いています。
まとめ
二刀流で先発し、投げては7勝目に手が届きかけ、打っては9回に意地の12号2ラン。それでもチームはパイレーツに8-9で逆転負けを喫しました。勝ちが付かなかったのは残念ですが、防御率1.06を保つ投球と、最後まであきらめない一打は、大谷選手らしさそのものでした。結果に一喜一憂しつつ、次の登板と次の打席をまた楽しみに待ちたいと思います。
- 大谷は二刀流先発で6回2/3・4失点、7勝目はあと1アウト届かず
- 8回に救援陣が逆転3ランを浴び、チームは8-9で逆転負け
- 打っては9回に3試合ぶりの12号2ラン(飛距離125.5m)
- 4失点でも防御率は1.06と、投手として高い水準を維持
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参考:スポーツ報知(Yahoo!ニュース)/MLB公式(日本語) ※本記事は公開情報をもとに管理人の見解を加えて作成しています。正確な情報は各公式サイトをご確認ください。


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